どのように、発行されるかは、1で書きましたので、2では種類と用途、計算方法などについてです。
2、種類と助成金
以前は、ピンクもありましたが、現在は、青券と黄色券の2種類です。
まず、黄色券。
こちらは、比較的軽度の方や車椅子ではない方に発行されており、一般のタクシーでも、利用可能です。
助成の上限金額は、1300円。
つまり、障がい者、1割引後の運賃2600円までが、半額となります。
例1 運賃2850円の場合
1割引・・・2560円
半額・・・・1280円
お客様は、1280円と黄色券1枚のお支払いとなります。
例2 運賃4000円の場合
1割引・・・3600円
助成・・・・1300円
お客様は、2300円と黄色券1枚のお支払いとなります。
券は、1回の乗車で1枚の使用です。
次に青券。
こちらは、重度の車椅子の方に発行されており、別名リフト券と言われています。
車椅子が乗るための福祉車両のタクシーのみのご利用になります。
助成の上限は、5500円。
障がい者1割引後、運賃11000円までが半額となります。
片道で、運賃12000円(1割引で10800円)というと、普段使いでは、充分の距離で、ほとんど半額券とお考えいただいても良いと思います。
いずれも、年間60枚の発行ですが、事情により追加発行もあるようです。
もちろんタクシーですから、ご同乗の方が何人いらしても、金額は同じ。
ご家族など、数人でのご利用が、大変お得です。
ご利用の実例は、次回に。!(^^)!
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