介護の大目標としては、本人の自立があります。
そして、機能回復、あるいは、現状維持のための訓練。
そのためのプログラムが、各介護施設では、日常に多数組まれています。
一方、我々福祉タクシーは、安全に快適にお客様を、目的地にお届けするのが、一番の使命です。
安全のためには、安全ベルトも時には必要ですし、車椅子から、ずり落ちる可能性がある方には、リクライニング車椅子の使用もお願いします。
近年、介護現場では、当然ながら、縛り付けを禁じ、リクライニングの車椅子も、高額なせいもあるでしょうが、楽すぎるという理由から、あまり利用されません。
本人様の状態を、今より悪化させないというリハビリ目的と、我々の走行中の安全とは、必ずしも一致しません。
医療現場でも、治療の場合は、拘束もやむを得ない場合もあるように、安全のために、やむを得ない場合もあると、考えています。
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